1918年にオーストリアにて創業し、市場に流通するライターの世界基準を作ったと言われる『IMCO』。2012年に一度、ライター製造の幕を閉じたが、それまで日本の輸入代理店をしていた『柘製作所』が、2013年に正式にブランドを引き継いだ。
そんな歴史あるブランドから登場したのが、この『オイルマッチ』。洗練されたフォルムや他とは一線を画す独特のデザインが目を惹くが、最大の魅力は、オイル仕様でありながら、マッチのように火が付けられる点だ。
使い方はいたってシンプル。上部から芯棒を抜き、側面にセットされているフリント(着火石)に沿って擦るだけ。マッチ同様に、コンパクトに擦るのがコツで、この昔ながらの所作が愉しく、通常ライターとは異なる着火動作は、意外にもクセになる。
芯棒にオイルを含んでいるから火力が強く、ちょっとした風に動じないのも特徴だ。使い捨てマッチのように火がすぐに消えてしまう煩わしさがなく、屋外やアウトドアシーンでもその実力を発揮してくれる。たとえオイルが切れても、ファイヤースターター(火打ち石)として、焚き火の種火作りに使うことができるなど、活躍シーンは幅広い。
さらに持ち運びに便利なカラビナ付きなのも嬉しい。パンツのベルトループやバッグにぶら下げておけば、すぐに手に取ることができるし、なくす心配もなし。
定期的にメンテナンスをすることで繰り返し使用できることから“永久マッチ”や“無限マッチ”とも言われている『IMCO オイルマッチ』。実用的でありながら、ロマン溢れる逸品ライターを、あなたのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
サイズ | 約65mm×約21mm×約16mm(カラビナ含まず) (高さ/幅/厚さ) |
質量 | 約46g(カラビナ含む) |
素材 | 亜鉛ダイカスト |
注意事項
・お客様のご使用・保管による外観上の変色、印刷・塗装・メッキの剥離、キズ、凹み、汚れ等の劣化については、責任を負いかねますので予めご了承ください。